土日の仕事量について考えてみる

病院に勤務する看護師は、平日に働いていると病棟管理と外来患者への対応とを合わせて行い、手術のサポートなども必要になることがよくあります。常に忙しい一日になってしまうのが通常ですが、それによって豊富な経験を一日でできるというメリットもあるでしょう。

そんな中、休日は週末に欲しいと希望し、土日休みの勤務先を選ぶ看護師も多くなりました。待遇として認める病院が増えていることを受け、その待遇なら働けると考えて復職する人も増えています。

週末に休みが欲しいという人は、土日休みの待遇で働く際の利点について改めて考えてみる必要があります。
土日に確実に休みがもらえるとなると生活リズムも安定し、私生活を充実させやすくなるのは確かです。
一方、1日の仕事量について比較してみると、休日の方が一般的には少なくなっています。外来を受け付けていない病院が多いからであり、平日に比べると外来対応の経験を積める機会が減ってしまうのが土日の特徴です。
土日休みにすることにより平日に仕事が割り振られるようになるため、毎日忙しい日々を送ることになるでしょう。
結果として経験を多く積めるようになるという考え方もあり、外来患者への対応力をしっかりと身に付けたいと考え、土日は働かないという捉え方もできるのです。

土日休みは休みを欲しているから選ぶというだけでなく、看護師としての能力を高めるための選択肢としても選ぶ価値があるのは、念頭に置いておきましょう。